本日は、ずっと気になっていたがそのタイトルのB級感からずっと見ることを見送っていた
映画「G.I.ジョー」を見たのでその感想を記載していきます。
まずこの映画を見るうえでG.I.ジョーとは何なのかという部分を押さえておきたい。
そこのやる気の塊のあなた。
本当に簡単にまとめてみましたので御一読くださいませ。
G.I.ジョーとは?
G.I.ジョーとはアメリカのハスブロ社が手掛けたアクションフィギュアが元ネタです。
※発祥は1960年代とのこと
こちらは当時流行っていたバービー人形の影響を受けて男性版の着せ替え人形ということで
海兵隊をイメージしてつくられたとのこと。
※映画かという意味では公開予定の「バービー」より早いから勝ってる。
名前の頭になっている「G.I」は「Government Issue(官給品)」の頭文字と
アメリカの男性の名前でメジャーだった「Joe(ジョー)」を足したのが由来。
おもちゃを官給品(国から正式に支給されるものの意)というのはセンス花丸。
※当時のおとこの子はこれをもって遊んでいたのかといえば、
当時としては値段が高く高級品のおもちゃだったとのこと
感想/ネタバレ
さぁ前置きも書き終えたので映画の感想を書いていきましょう。
内容はシンプルで見やすい見やすい。
世界征服をもくろむ組織「コブラ」の武器商人「デストロ」に
超兵器「ナノマイト」わたってしまい世界各国から集められた
精鋭チーム「G.I.ジョー」が阻止する。
という単純なもの。
正直、マーベル映画がヒーロー映画として認知されている現代において
この映画が再度人気が復活するのは難しいかもしれない。
なにせこの映画は基本的にはスーパーパワーも無ければ、
アイアンマンのような凄いアーマーが出てくるわけでは一切ない。
主要の武器は、凄い衝撃波をだす銃。
さらにヒロインであるスカーレットの武器はまさかのボウガンという地味さは隠しきれない武器。
※続編の話にはなるがすっごく熱いグローブという地味なラインナップである。
こう書いてしまうと誰がそんな地味そうな武器だらけのアクション映画をいまさら見るのかとなると思うが
この映画に唯一無二のキャラクター「スネークアイズ」がいる。
スネークアイズ。日本語で「蛇目」。かっこいい。
そのライバル役である「ストームシャドー」もいる。
更に更にコブラ組織のボスである「コブラコマンダー」そして「デストロ」もいる。
つまるところ派手な演出はないがそのキャラクター達がこの映画を盛り上げてくれてて
私としては最高だった。
まずスネークアイズ。
原作では狼と暮らす孤独だが心優しい一面を覗かせる彼だが
映画では自身の師匠であるマスターをストームシャドーに殺され「沈黙の誓い」を立てたことにより
劇中では一切しゃべらないクールガイ。
こいつのおススメポイントは、まずこの映画の全てのアクションを背負っているかのような
多彩なアクションがおススメ。
恐らく忍者を意識している部分が多分にあると思っているんだけども
その成果、刀や体術がスタイリッシュで本当にかっこいいんですよ。
また「沈黙の誓い」に限っては人によって考え方変わると思う。
・復讐を本気で誓う為一切しゃべらないことを決めた。
・恩師がストームシャドーに殺されたのを見て、その事実を誰にも喋らない為
※ストームシャドーとの関係は同じ師匠を持ち学んだ仲間
どっちともとれるけど二つ目だったらなんかかつての仲間の罪を背負ってる感あって、
俺は好き。
好きなのでそういうことにしときたい。
デザインはとても最高なんだけど口もとだけ唇の形がはっきりしてたのが
個人的には少し残念。
※中の人はスターウォーズのダースモール役だった人というのもなんか良い
全然しゃべらない役多めの人なのかな?
次はストームシャドー
スネークアイズの全身黒に代わって全身白色のコブラの仲間。
こいつはあまり人気でないだろうなってタイプの敵だったね。
デザインもあると思うんだけども自分を認めてくれない師匠を恨む姿は、
格好良くはなかったし、最終的には師匠を殺してしまってますしね。
劇中では手裏剣を投げる姿は超かっこいいんですけど、
なんか手裏剣を扱うシーンがハンドスピナー回してるみたいでちょっと、、、ってなった。
こいつの一番良いのは、過去回想の部分で
泥棒としてはいったスネークアイズに急にまわし蹴りを放ったところだけかも(笑)
あの見つけてから蹴りまでのスピード感は結構凄い
最後にコブラコマンダーとデストロ。
この2人はネタとして最高。
本当に作中で最後の最後にコブラの指揮官とその補佐役というところで、
見た目も格好良く生まれ変わって搭乗した次のシーンでは、
まさかの捕まって投獄されるという。
これ2作品目が決まってたからだと思うけどもし決まってないなら
もったいなさ過ぎると思うばかり。
でもコブラコマンダーになる前の演技は最高。
マッドサイエンティスト感あってとても素晴らしい。
でも一番好きなシーンは、
デストロにナノマイトを注射して怪我を直すシーン。
顔面が銀色に染まって放った言葉が
「いったい私に何をしたんだ。。。」
もう最高でしょ。
心の底から出た言葉であるのは疑いようもなかったね。
こうやって思ったこと書いてると改めて内容より
この映画はここら辺のキャラクターを見る映画だったな。
と思うばかり。
※誉め言葉です。
是非とも気になったかたは視聴してみてください。